高齢ドライバーによる交通事故の増加を受け、丹波市で高齢者大学の受講生を対象に、「車の死角」を体験する講習会が開かれました。
「丹波OB大学」で開かれたこの講習会は、高齢者に交通安全意識を高めてもらおうと、兵庫県が日本自動車連盟=JAFなどと共に実施したもので、およそ100人が参加しました。
ことし5月に改正道路交通法が施行され、運転免許更新の際、過去3年間に「信号無視など一定の違反歴」がある75歳以上の高齢者は運転技能検査が義務化されるなど、対策が強化されています。
参加者は実際に運転席に座り、ドライバーからは見えない死角を確認していました。
JAFは、事故防止のため、運転時、必ず首を少し振って目で安全を確認するよう呼び掛けています。