日本遺産に認定されている因幡・但馬の麒麟獅子舞の魅力を子どもたちに知ってもらおうと、県内で初めてとなる体験会が開かれました。
兵庫県新温泉町で開かれた麒麟獅子舞の展示と体験会には、地元の子どもたちが集まり、自分たちが暮らす地域が持つ文化の歴史や魅力を学びました。
「因幡・但馬の麒麟獅子舞」は、兵庫県北西部から鳥取県東部の地域に江戸時代から伝わる民俗芸能で、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
但馬地域では、秋祭りで神社に奉納したり、家を回ったりして無病息災を祈願するもので、19日、子どもたちは獅子舞の頭を被るなどして伝統の民俗芸能を体験しました。
兵庫県内でこのような取り組みが行われるのは初めてで、展示会は11月27日まで行われます。