本格的な冬のシーズンを前に、豊岡市では17日朝、線路の雪を除く「ラッセル車」の試運転が行われました。
JR西日本では雪のシーズンに山陰本線や播但線、舞鶴線でラッセル車を運行していて、本格運行を前にしたこの時期に試運転を行っています。
17日、JR豊岡駅構内では、午前6時過ぎから保線係員が車両の点検作業を行い、線路上の雪をかき分ける装置のほか、ライトやブレーキの状態などを一つ一つ確かめていました。
ラッセル車は30センチ以上の積雪が見込まれる場合に出動し、列車の安全運行のため除雪を担います。昨シーズンは5日間で7回出動したということです。
点検を終えたラッセル車の試運転は、それぞれの路線で11月23日まで行われ、その後、豊岡駅に常駐して本格的な冬に備えます。