新型コロナウイルスと季節性のインフルエンザの同時流行が懸念されていることを受け、斎藤知事は11月15日、予防接種を受けました。
11月15日夕方、斎藤知事は神戸市内のクリニックを訪れインフルエンザの予防接種を受けました。
厚生労働省によりますと、全国のおよそ5000の医療機関から11月6日までの1週間に報告されたインフルエンザの患者数は270人で、23人だった前の年の同じ時期と比べて大きく上回っています。
このうち兵庫県内では21人、大阪府では107人が報告されるなど、流行の兆しが見られるということです。
予防接種を終えた兵庫県の斎藤知事は「オーストラリアとか海外ではコロナ前の水準までインフルエンザが戻っている。
兵庫県としてはコロナと共にインフルエンザのワクチン接種も積極的に呼び掛けていきたい」と話しました。
インフルエンザと新型コロナのワクチンの同時接種は可能で兵庫県内では60歳から64歳の基礎疾患のある人と65歳以上の高齢者には接種の案内を送付していてそれ以外の人はかかりつけの医療機関で予約できます。