食品の廃棄を削減するとともに地元産の野菜を味わってもらおうと、宝塚市の中学校で14日、見た目や形などが販売基準を満たしていない「規格外」の枝豆が給食に並びました。
この取り組みは、子どもたちに地元産の野菜に親しみを持ってもらうとともに食品を無駄なく使うことの大切さを知ってもらおうと、宝塚市が初めて実施しました。
阪神間では黒枝豆のブランド化に力を入れていて、14日、宝塚市立の中学校全12校の給食に登場したのは、丹波篠山の名産「丹波黒」を使った筑前煮です。
粒が大きくて甘みが強い丹波黒は、宝塚北部の西谷地域でも生産されていて、給食で提供された筑前煮には、見た目や形が販売基準に満たず店に並んでいない規格外の枝豆が使われています。
生徒たちは地域の特産品が入った給食を美味しそうに味わっていました。
宝塚市立の中学校では12月、丹波黒を使った「豆腐の和風あんかけ」が給食で提供される予定です。