障害がある人たちが技術ではなく表現力を競うダンスイベントが姫路駅の広場で開かれました。
参加者たちはステージ上で自由に体を動かし、それぞれの思いを表現します。 このイベントは重い障害がある人たちにアートで思いを表現してもらおうと日本パラアート協会が初めて企画したものです。 重い障害がある人たちが参加できる機会を作るため「パラアート」をテーマに技術ではなく表現力を競います。
参加者たちは脳性まひの女性がDJとして紡ぐ音楽に合わせながら思い思いのダンス踊りました。 日本パラアート協会の阿部裕彦さんは「競技と違って誰と誰が対決して勝利だけを追求するということは一切出していない。自分らしさを皆さん出せていてこれがアートだと気づいていただけたんじゃないかなと思います」
企画した日本パラアート協会は今後はダンスだけでなく絵画や映像なども織り交ぜて表現の機会を作っていきたいとしています。