豊岡市 特別支援学校の統合巡り 検討会が斎藤知事と意見交換

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豊岡市にある2つの特別支援学校の統合について話し合ってきた検討会は10日、統合後の新しい学校の在り方などをまとめた報告書を県の教育長に提出するとともに、斎藤知事と面談し、意見を交わしました。

特別支援学校の統合について話し合いを進めてきた検討会の橋詰和也委員長は10日午後、兵庫県庁を訪れ、藤原俊平教育長に「統合後の新しい学校像」についてまとめた報告書を手渡しました。

報告書によりますと、豊岡聴覚特別支援学校と出石特別支援学校が統合した新しい学校には、聴覚部門の高等部新設や寄宿舎の必要性などが盛り込まれ、4年程度の準備期間を設け2027年4月の開校が望ましいと提言しています。

報告書を手渡した後、橋詰委員長は斎藤知事と面談し、統合により聴覚と知的の異なる障害がある生徒が同じ学校に通うことから、教員同士の連携などについて意見を交わしました。

斎藤知事は、統合に向け教育委員会と検討を進めていくとしています。

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