10月、尼崎市で無免許で軽トラックを運転し、自転車の男性をはねて大けがを負わせ、そのまま立ち去ったとして72歳の男が逮捕されました。男はこれまでに運転免許を取得したことはないということです。
無免許過失運転致傷などの疑いで逮捕されたのは、尼崎市に住む建築業の男(72)です。
警察によりますと、男は10月7日、尼崎市下坂部の県道交差点で無免許でトラックを運転し、30代の男性が乗る自転車をはねたうえ救護せずにそのまま走り去った疑いが持たれています。男性は左腕と左足に重傷を負いました。
周辺の防犯カメラなどを調べたところ男が浮上したということで、警察によりますと、男が運転免許を取得した記録はないということです。
調べに対し男は、「無免許で自転車にぶつかったことに間違いない。通報すると無免許がばれるから救護しなかった」と容疑を認めているということです。