豊かな海を支えるための森づくりを進めようと、兵庫県の淡路島で、小学生らが植樹しました。
この取り組みは、淡路市と洲本市、それに南あわじ市の3つの市の漁業関係者でつくる「淡路水交会(あわじすいこうかい)」が、14年前から毎年行っていて、8日は、地元の小学生ら合わせておよそ150人が参加しました。
木を植え育てることで生まれる森の栄養分が、川から海へと流れ出し、海の生き物が育つ良い環境ができるということです。
「淡路水交会」では、森から出た間伐材を束にして海へ沈め、アオリイカの産卵場所として役立てていて、8日は、のちに産卵場所として活用できるようウバメガシの苗木600本を植えました。
「淡路水交会」は、この取り組みを通して、若い世代にも漁業に関心を持ってもらいたいとしています。