5日、兵庫県神戸市の有形文化財に指定されている寺の本堂が全焼する火事がありました。
けが人はいませんでした。
5日午後5時40分ごろ、神戸市西区の性海寺で住職の妻から「本堂が燃えている」と消防に通報がありました。
消防車など18台が駆け付けて、火はおよそ5時間半後に消し止められましたが、この火事で木造平屋の本堂およそ200平方メートルが全焼し、隣接する護摩堂の一部も焼けました。けが人はいませんでした。
警察などによりますと性海寺の本堂は1659年に建立したとされ、神戸市の有形文化財に指定されていて、出火当時、住職の家族が境内にある防犯カメラで本堂から煙が上がっているのを発見したということです。
警察と消防が詳しい出火原因を調べています。