一夜限り花を咲かせるといわれる「月下美人」が、淡路市で日中に真っ白な花を咲かせました。
月下美人の花が咲いたのは、淡路市志筑の岡谷利明さんが経営する料理店前です。
月下美人は夏から秋にかけて開花する多年草で、通常は夜間に数時間だけ開花し、朝にはしぼむとされています。
岡谷さんは、3、4年前から店の前で月下美人を育てていて、ことしは6月ごろから、順に真っ白な花が咲き始めました。
8月には30輪、9月には50輪が開花しましたが、10月下旬ごろから日中に花が開くようになったということです。
月下美人の花は、焼酎に漬けて透明な瓶に入れておくと2、3年は鑑賞できるということで、岡谷さんは近所の知り合いにプレゼントするということです。