イベントなどの運営資金およそ50万円を着服したとして、兵庫県の尼崎市教育委員会は、20代の男性職員を懲戒免職処分としました。
懲戒免職となったのは、尼崎市教育委員会事務局に勤める20代の男性職員です。
市の教育委員会によりますと、男性職員は、2020年の4月から10月にかけて、合わせて7回にわたり、市民や企業から集めたイベントなどで使う運営資金合わせて49万9000円を着服したということです。
男性職員は、市の教育委員会が管理する通帳と印鑑を無断で持ち出していて、異動に伴い引き継いだ職員が、通帳がないことに気付き発覚しました。
聞き取りに対し、男性職員は、「ギャンブルや買い物でできた借金の返済に充てた」と話していて、すでに全額を返納しています。
市の教育委員会は、刑事告訴を検討しているということです。