兵庫県内で飼育された但馬牛のチャンピオンを決める、兵庫県畜産共進会が27日、淡路市で開かれました。
淡路家畜市場で開かれた兵庫県畜産共進会は、今回で104回目と、日本で最も歴史のある和牛の審査会です。
県内各地の予選を勝ち抜いた但馬牛が、種牛の部に42頭、肉牛の部に59頭が出品され、県の専門職員らが牛の体格や肉付きなどを審査しました。
その結果、優勝にあたる名誉賞には、種牛の部で、香美町の上田伸也さんの「うえだ744」が、肉牛の部で、丹波篠山市の田中久工さんの「丸政」が選ばれました。
この後、受賞した牛を含む肉牛はすべてせりにかけられ、過去最高額の1500万円で落札された牛もいました。