県内初確認の特定外来生物・クビアカツヤカミキリを発見した大学生らに県が感謝状

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兵庫県は25日、ことし6月に県内で初めて確認された特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」を早期に発見した大学生ら3組に対して、感謝状を贈りました。

特定外来生物の「クビアカツヤカミキリ」は人体に害は与えませんが、桜や桃の木に寄生して内部を食い荒らし、農業被害や倒木被害を発生させるということです。

兵庫県中央労働センターで行われた贈呈式では、ことし6月、県内で初めて明石市の石ケ谷公園で成虫を発見した大学生の大西美紗樹さんをはじめ、神戸市内で成虫を見つけた河内晴子さん、明石市内の桜の木を調査して生息の痕跡を見つけた明石北高校の合わせて3組に、県外来生物対策協議会の塚本博一会長から感謝状などが贈られました。

県では、クビアカツヤカミキリが明石市と芦屋市で繁殖を始めているとみており、早期の発見と駆除のためにも「見かけたら県や地元自治体に連絡して欲しい」と呼び掛けています。

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