日に日に秋が深まる中神戸の六甲山にある小学校ではストーブの火入れ式が行われました。
標高795メートルにある神戸市立六甲山小学校。10月になると朝夕の冷え込みが激しく、最高気温が15度前後になるため、毎年、朝霜が降りる頃とされる二十四節気の「霜降(そうこう)」に合わせてストーブの火入れを行っています。
24日朝も10度と肌寒い中、4年生が5・6年生の力を借りながら初めての火おこしに挑戦し、「マイギリ式」と呼ばれる昔ながらの方法で火種を作ろうと、木の棒と板を懸命に擦り合わせました。
開始からおよそ10分で火おこしに成功。その後、自分たちの手で火を玄関ホールにあるストーブに移しました。
六甲山小学校では朝の気温が10度を下回る日にストーブをつけるということです。