兵庫県などに甚大な被害をもたらした2004年の台風23号から丸18年を迎えた20日、豊岡市で犠牲者を追悼する集いが営まれました。
豊岡市日高町浅倉で営まれたつどいには、犠牲者の遺族や地元住民、関貫市長らおよそ50人が参列しました。
2004年10月20日の台風23号は、全国で甚大な被害をもたらし、兵庫県内でも26人が亡くなりました。
豊岡市日高町浅倉では、堤防がなかった円山川が氾濫して2人が犠牲となり、堤防の早期完成を願って「治水祈念の碑」が建立されています。
つどいでは参列者が黙とうをささげた後、献花をして犠牲者の冥福を祈りました。
浅倉地区では、1・4キロにわたる暫定の堤防は完成しましたが、流域治水工事は現在も進んでいます。