兵庫県保険医協会「新型コロナ感染者3.2パーセントで後遺症みられた」

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県内の開業医で作る兵庫県保険医協会は、新型コロナウイルスの感染者のうち全体の3.2%で後遺症がみられたとするアンケート結果を報告しました。

兵庫県保険医協会は、新型コロナウイルス感染後の後遺症について診療所や病院など合わせて3224の会員にアンケートを実施し、335件の有効回答を得ました。

その結果、感染者のうち3.2%に後遺症がみられ、倦怠感や呼吸困難、それに筋力低下などの症状が報告されたということです。

一方、ワクチン接種についてはおよそ94%で重症化や死亡を防ぐ効果があるとしましたが、感染予防の面ではおよそ36%が「効果がない」と考えていることも分かりました。

その上で、接種を進めることに「賛成」が34.3%「どちらかというと賛成」が28.7%、「反対」と「どちらかというと反対」がそれぞれ4.2%と3.6%で「どちらとも言えない」が24.5%でした。

兵庫県では後遺症に悩む患者のため、ひょうご新型コロナ後遺症相談ダイヤル078‐362‐9278を設置し、相談を受け付けています。

ワクチン接種後の副反応については、発熱や肩の痛みを除いても全体の1.5パーセントが症状を訴えているということです。

兵庫県保険医協会は、新型コロナ後遺症またワクチン接種後の副反応について積極的な調査を望んでいます。

西山裕康理事長は、「主治医が因果関係を疑い報告した1800人以上のワクチン接種後の死者について、99パーセントが因果関係不明と評価されていて、うやむやにせず、国は丁寧に調査するべきだ」と主張しています。

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