プロ野球・阪神タイガースの矢野燿大監督が退任会見を開き、「夢や理想を語りながらする野球を貫けた」と感謝の言葉を述べました。
クライマックスシリーズ進出を果たすも、ファイナルステージではヤクルトに3連敗し、矢野燿大監督は自身最後のシーズンを終えました。
2022年のシーズンは、開幕9連敗という苦しいスタートとなりましたが、その後巻き返しを見せ、4年連続でAクラス入りを果たした矢野監督。
時折涙を見せながら監督生活を振り返るとともに、感謝の言葉を述べました。
矢野監督は「夢や理想を語りながらやってくる野球というのは貫けた。やり切ったと思っています。応援団の方の『俺たちの野球を貫いた』という横断幕を出してもらえたのもはっきり見えたし、この4年間やってきたものが選手たちにはもちろんタイガースファンの皆さんにも届けられたのかなと実感させてもらえたメッセージだったので感激・感謝しかない」と述べました。
次期監督は2004年から5年間監督を務めた岡田彰布さんが就任する予定です。