神戸市は10月14日、アメリカ・カリフォルニア州にあるロングビーチ港と脱炭素化に向けた連携協定を結びました。
ホテルオークラ神戸で開かれた締結式には、神戸市の久元市長をはじめロングビーチ市のロバート・ガルシア市長らが出席しました。
ロングビーチ港はアメリカの経済を支える大規模な港湾で、CO2削減を目的とした船舶への陸上電源供給施設が整備されているなど、経済的な役割と環境保全を両立する港です。
今回締結された連携協定は、神戸港とロングビーチ港が水素の利活用や脱炭素化を共通目標として相互に協力し、情報を共有していく内容になっています。
14日の式典では記念の盾を贈り合ったあと意見交換会が開かれ、環境問題に対する互いの考えを共有していました。
神戸港とロングビーチ港は協定締結をきっかけに、先進的な取り組みを世界に発信していきたいとしています。