姫路女学院高校で、ソフトボール部顧問の男性教諭が生徒の顔をたたき大けがを負わせた問題で、学校は13日、この教諭を懲戒解雇処分にしたと発表しました。
この問題は、姫路市の姫路女学院高校でソフトボール部の顧問を務めていた男性教諭(41)が9月、1年生の女子生徒がユニホームを忘れたことに腹を立て、生徒の左頬をたたいたり暴言を浴びせるなどし、全治1カ月のけがを負わせたものです。
この問題を受けて、学校は12日付けでこの男性教諭を懲戒解雇処分にしたと発表しました。
また、運動部の顧問には日本スポーツ協会公認のスポーツ資格を取得させ、指導者による反倫理的行為が行われないことを徹底するなどの再発防止策を公表しました。
このほか、生徒会に「ハラスメントSOS委員会」を設置し、全校生徒へのアンケートを実施するなどして生徒の心のケアにあたるということです。