安倍晋三元総理大臣の国葬が、東京都内で執り行われ、兵庫県からは、斎藤知事らが参列し、故人の人柄をしのびました。
会場となった日本武道館周辺では厳戒態勢の警備が敷かれたほか、九段坂公園では、一般向けに献花台が設けられ、多くの人が、安倍元総理の遺影を前に花をたむけました。
そして午後2時、日本武道館で国葬が執り行われました。
1967年の吉田茂元総理以来戦後2例目となる国葬には、岸田総理のほか、各国首脳らが参列し、葬儀委員長を務める岸田総理大臣が追悼の辞を述べました。
【岸田文雄総理】
「安倍さん、あなたこそ勇気の人でありました。
一途な誠の人、熱い情けの人であって友人をこよなく大切にし、昭恵夫人を深く愛したよき夫でもあったあなたのことを私はいつまでも懐かしく思い出すだろうと思います。」
また、菅義偉前総理が友人代表として弔辞を述べたほか、参列者による献花も行われました。