【阪神】福本豊氏「ホームが遠い、ベース5つあるんか…」

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  • サンテレビ ボックス席  (左から)福本豊氏、中田良弘氏/阪神甲子園球場

■阪神 0-1 ヤクルト/9月18日

阪神はあと1本が出ず、今季26度目の完封負け。
広島に同率3位に並ばれた。
ヤクルトのマジックは「7」に。
 

■藤浪v/s村上

9月18日のサンテレビ ボックス席は、福本豊氏と中田良弘氏が解説を務めた。
阪神先発の藤浪と、ホームラン55本の村上の対決について、
 
福本氏:楽しみですね。
 
中田氏:逃げずに攻めてほしい。
 
福本氏:村上のホームランを皆さん、見たいでしょうね。打たれるのは、アレやけどね(笑)。
 
1回目の対決は、藤浪が速球で押した。フルカウントからの7球目、155キロの球を村上が強振すると、ホームラン性の打球がライトへ。
 
橋本航介アナ:どうだ…どうだ…打球はフェンスに届かない!取っている! 佐藤輝明がつかんでワンナウト。
 
福本氏:つまってたかねえ?
角度的にはええ感じで…ちょっと失速したね。
 
2回目の対決は、藤浪が変化球で攻めた。
 
中田氏:配球(1回目と)変えてますね。3球放って、ぜんぶ変化球ですね。
 
4球目も変化球。村上はレフトフライに倒れた。
 
福本氏:今の方がパーンといかれる(球だった)。
 
中田氏:中途半端な高さでした。
 
3回目の対決は申告敬遠。
村上の4打席目はケラーに空振り三振を喫した。
 
 

■これはダメ

藤浪は5回まで、ヒット1本、三振9個と好投していた。
 
0-0で迎えた6回、ヤクルト先頭の塩見のショートゴロを中野が1塁へ悪送球し、無死2塁に。
 
福本氏:こらこら…もう…このエラーはヤバい。大ピンチだ。
 
続く山崎のバントを藤浪が取り、3塁に投げようとしてあきらめ、1塁へ悪送球。その間に塩見がホームインした。
 
福本氏:一番しょうもない点の取られ方やわね。みんな怒るよ。これはダメ。
 
中田氏:(藤浪が)サード見なかったら、ファースト、余裕(でアウト)だったですね。野球にエラーは付き物と言いますけど、これは痛すぎます。
 
藤浪は6回で降板。
 
中田氏:藤浪よくあの1点でしのぎましたね。あそこでズルズルと崩れると、5回までの好投がぜんぶ無くなっちゃうんでね。

■勝っていかないと

阪神は最終回、二死2、3塁としたが、佐藤が三振して試合終了。
 
橋本アナ:ホームが遠い…
 
福本氏:ベース、5つぐらいあるんかいなという感じやね。
 
橋本アナ:CS進出へ向けて残り6試合。厳しい試合が続きそうです。
 
福本氏:ぜんぶ勝っていかないと…負けれませんよ。 
・・・・・・・・・
次回のサンテレビ ボックス席は、9月21日の阪神×広島戦を甲子園球場から生中継する。
(浮田信明)
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