神戸市営地下鉄西神中央駅前に劇場や図書館が一体となった「なでしこ芸術文化センター」が10月1日にオープンするのを前に、16日、内覧会が開かれました。
地上3階建ての「なでしこ芸術文化センター」は、神戸市が地域の交流拠点を目指して市営地下鉄西神中央駅の西側に建設した施設です。
収容人数500人のホールは演劇やダンス、コンサートに適した音響設備が整えられています。舞台後ろの壁は開閉式で、用途によっては外からも鑑賞ができるよう設計されています。
また、西区文化センターから西図書館が移設され、児童書から専門書まで30万冊を所蔵。自習スペースとしておよそ200席が設けられました。
「なでしこ芸術文化センター」は音楽や演劇をはじめ、あらゆる文化芸術の表現活動の場を目指していて、大人数から少人数まで対応できる広さの異なるスタジオも4部屋整備されています。
3階まで吹き抜けとなっている壁に作品を展示することもでき、開放的な空間でアートを楽しめるということです。
センターは10月1日にオープンを迎えます。