野生動物による農業被害が深刻な淡路島で、シカとイノシシの肉を使った、「ジビエギョーザ」の無人販売所が登場しました。
兵庫県淡路市郡家にできた「ジビエギョーザ」の無人販売所、「島ぎょうざはるちゃん」。
神社のようなデザインの店に入ると、冷凍したシカ肉ギョーザとイノシシ肉ギョーザを納めた冷蔵庫があり、お客さんは欲しいギョーザを必要な数だけ自分で取り出して、さい銭箱風の箱に料金を入れるシステムです。
この店を経営しているのは、大阪から移住してきた森田悠香さんとその家族です。
森田さんは、淡路島ではシカやイノシシが農作物を荒らす獣害で農家が困っていると知ったのをきっかけに、駆除された動物の肉を有効活用して地域の役に立とうと、「ジビエギョーザ」を考案しました。
この「ジビエギョーザ」、シカ肉・イノシシ肉ともに10個入り1000円で、無人販売所は24時間営業しているということです。