兵庫県明石市は、ギャンブル依存症になった人やその家族たちを対象とした専門の相談窓口を開設しました。
明石市は9月1日に、ギャンブル問題相談窓口を市役所2階の市民相談室に新たに開設しました。
明石市によりますと、ギャンブルへの依存が疑われる人の割合は、18歳から74歳の2.2%を占めるとの調査結果があり、市内にはおよそ6700人いると推定されるということです。
相談窓口では、市内に在住または勤務、通学している人やその家族を対象に、研修を受けた市の職員が対応し、関係機関へとつなぎます。
また、毎月第2木曜日には、当事者やその家族たちで構成される「全国ギャンブル依存症家族の会兵庫」のメンバーによる相談会を開くということです。
ギャンブル問題相談窓口は平日の午前9時から午後5時まで開かれ、電話やメールでも受け付けるということです。