淡路島の酒造会社が去年の冬に仕込んだ清酒の貯蔵状態などを国税局の専門家に確認してもらう品質管理相談会が洲本市で行われました。
洲本市の淡路納税協会で行われた品質管理相談会は、淡路市の千年一酒造と南あわじ市の都美人酒造でつくる淡路酒造組合が、熟成させた清酒の貯蔵状態などを確認してもらおうと、毎年この時期に開いています。
会場には、ふたつの酒造会社が去年秋からことしの春にかけて仕込んだ純米大吟醸や大吟醸など、合わせて17点の清酒がズラリ。大阪国税局の坂本和俊主任鑑定官らが順番に口に含んで香りや風味を確かめました。
確認を終えた坂本鑑定官は、酒造会社に対して清酒それぞれの熟成具合や出荷時期などに関してアドバイスしていました。
今回鑑定された清酒のほとんどがこの秋から出荷されます。