但馬牛の生産地として知られる兵庫県香美町で生まれた子牛の品評会が2日、開かれました。
香美町子牛品評会は、但馬牛の資質向上や生産者の所得向上などを目的に、毎年、前期と後期の2回に分けて開催されています。
2日開かれた前期の部では、2021年12月から2022年2月にかけて生まれた子牛41頭が出品されました。
自然豊かな環境で育てられた但馬牛は、神戸ビーフの素牛(もとうし)として知られ、高い品質が評価されています。
審査を行ったのは、JAたじまの職員ら5人で、子牛の体格や毛の艶などを慎重に見定め、種牛(しゅぎゅう)の部では1等賞が5頭、去勢(きょせい)の部では金賞が5頭選出されました。
今回、品評会に出品された子牛は、早ければ9月中旬に競りに出されるということです。