反社会的勢力などからの不当な要求を防ぎ三宮の再整備を円滑に進めようと、関係機関でつくる協議会が1日、発足しました。
協議会には、三宮再整備に係る民間企業のほか、神戸市や兵庫県弁護士会、兵庫県警の暴力団対策課などが参加しました。
この協議会は、三宮の再整備事業が進む中、暴力団員など反社会的勢力からの不当な要求に対し、関係機関が組織的に取り組むことで、電気や空調などの施設工事を円滑に進めようと設立されました。
協議会では、「不当な要求」を暴力や面会を強要することなど「工事に支障を及ぼす行為」と定めたほか、協議会の会長が「暴力団などの排除に取り組む」と宣言しました。
協議会は今後、不当要求を未然に防ぐため、対策を検討していくとしています。