兵庫県の斎藤知事は26日朝来市と福崎町を視察し、市長や町長、住民らと意見交換をしました。
このうち福崎町では、斎藤知事が尾崎吉晴町長からまちの魅力や妖怪伝承について話を聞きました。
日本の民俗学の父とも呼ばれる柳田國男が生まれた福崎町は、河童の妖怪「ガジロウ」など妖怪伝説で町おこしを目指しています。
斎藤知事は、2022年2月から5月にかけて県内各地をめぐり市役所などで市長や町長と意見交換を行いましたが、8月からはその地域の売り出す魅力を現場を訪れて直接話を聞こうと視察を続けています。
町特産のもちむぎ麺を試食した斎藤知事は「弾力性があって、おいしい」と語りました。
県は、2025年の大阪・関西万博に合わせて県全体をパビリオンと見立てるひょうごフィールドパビリオンを独自に計画していて、斎藤知事は県内各地の魅力を多角的に再発見する目的で視察を続けていくということです。