女子高生スイマーが世界大会へ 笑顔の夏

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30日からペルーで開催される世界ジュニア選手権など、2つの世界大会への切符をつかんだ、須磨学園高校2年の松本悠里選手。代表戦に向けて着実に練習を積む松本選手を取材しました。

ことし5月、日本選手権の女子200メートル平泳ぎで、高校生以下で最上位の4位に入賞。世界大会への出場権を獲得した松本悠里選手。

須磨学園高校2年生の彼女。勉強も水泳も両立させています。休み時間になると友達とおしゃべり。時にはティックトックのダンスをするなど、ひとたび水泳から離れるとひとりの女子高校生です。友達から見ると…

(友人たち)優しい・可愛い・完璧・なんでもできる。

世界ジュニアまで2週間に迫ったこの日、彼女の姿は所属するスイミングクラブにありました。

(松本選手)
だんだん(代表戦が)近づいてくるにつれて緊張もするし、ちょっと焦りもあるけれど楽しみの方が大きい。

休み時間に見せていたのとは打って変わって真剣な姿。そんな彼女が水泳を始めたきっかけは?

(松本選手)
始めたきっかけは、海とかでお母さんがおぼれないように。本格的に選手コースに入って始めたのは小学生から。

小学生になると本格的に水泳を始め、中学校3年生の秋から賀門コーチと共に練習を重ねてきました。

(賀門哲教コーチ)
泳ぎの面ではストロークとキックのタイミングが上手で、高い位置で泳げる選手。精神面ではどんな場面でも緊張しない、自分の力を出せることが良さ。

50メートルから200メートル平泳ぎの3種目で兵庫県高校記録を塗り替えた彼女。さらに泳ぎに磨きをかけます。

(松本選手)
キックが後半につれて遅くなっていくので、早く動かせるように練習していきたい。

後半に足を引くスピードと蹴るスピードを早くできるよう練習を積みます。

(賀門コーチ)
世界大会だからと特別なことをしないようがいいのかなと思っているので、彼女にとってはいつも通り純粋に水泳に取り組めるように声掛けしたい。

自らの力でつかみ取った憧れの舞台。夢描いた舞台で高校生スイマーが躍動します。

(松本選手)
世界ジュニアでは決勝進出を目標に、ベストを出せるように頑張ります!

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