◾️阪神 0-4 DeNA / 8月23日
阪神はDeNAの今永-伊勢-エスコバー-山崎 の投手リレーに完封負け。連勝は「4」で止まった。DeNAは7連勝。
◾️ピリッとしない青柳
阪神先発の青柳はセ・リーグ トップの12勝を挙げているが、初回に1点を献上。2回も二死1、3塁とされ、打席に今永を迎えた。
8月23日のサンテレビ ボックス席でゲスト解説を務めた井川慶氏(阪神在籍1998年〜2006年 、2003年に20勝)は、
「ここで打たれたら流れが(DeNAに)行ってしまう」
その直後、今永がタイムリーを放ち、阪神0-2に。
「(投手に打たれたら)けっこうショックですね」
さらに3回、二死1、2塁で6番戸柱。
井川氏「ここで打たれたらゲームごと持って行かれそう」
戸柱もタイムリーを放ち、阪神0-3に。
解説の広澤克実氏は、「いやな取られ方ですね」。
結局、青柳は前回登板に続く黒星を喫し、12勝3敗となった。
◾️佐藤輝は工夫必要
阪神4番・佐藤輝のバッティングについて広澤氏が指摘した。
「もう少し工夫が必要。工夫がないと飛躍がない気がする。
40本は打てる素材なのでもったいない。(佐藤輝は)狙って打つということができない。(相手バッテリーとの)読み合いも少し欠けている」
◾️ギアを上げるとは?
4回、阪神は今永を攻め、二死1、2塁としてバッターは木浪。
今永は2球続けて140キロ台後半のストレートを投げてきた。
井川氏 「(今永は)ギアを上げたような感じがします」
広澤氏 「(ギアを上げるとは)どういう感覚なのかな」
井川氏 「普段はだいたい7〜8割ぐらい(の力)で投げていて、ギアを上げると10にする…」
木浪は四球。満塁で代打ロハス・ジュニアが凡退し、得点は入らず。
◾️フォークは合わない
9回、阪神4番手の小林が落差のあるフォークボールで神里を空振り三振に打ち取った。
広澤氏 「すごいな。魔球だね」
村上昂輝アナ 「井川さんは、フォークより、チェンジアップを主に使ってましたね」
井川氏 「自分の場合、フォークを練習したんですけど、合わなかった(笑)。指が痛すぎてダメでした。フォーク投げたあと、指の感覚が変わって、真っ直ぐが投げづらかったので、なので(フォークを)やめたんです」
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次回のサンテレビ ボックス席は、8月25日の阪神-DeNA戦を京セラドーム大阪から生中継する。
(浮田信明)