バラエティーに富んだおもちゃを収集している兵庫県姫路市香寺町の日本玩具博物館では、中国のおもちゃを集めた特別展が開かれています。
小さな舞台上で中国の伝統芸能、京劇を舞い踊る人形たち。
一方、こちらには鮮やかな色で獅子やサルを塗り上げた人形が並べられています。
中国では土や布といった身の回りの素材を使ったおもちゃが多く、子どもたちが遊びに使うほか、健康や福を呼ぶ縁起物としての役割もあるといいます。
この特別展「中国民衆玩具の世界」では約1300点のコレクションが並び、音や動きを楽しむ人形や日本古来のおもちゃと比較した展示などで大陸文化が日本に与えた影響も紹介しています。
この特別展は姫路市の日本玩具博物館で10月23日まで開かれています。