知り合いの15歳の少年をコンクリートブロックで殴りけがをさせたとして、兵庫県尼崎市の16歳の少年ら3人が逮捕されました。
傷害の疑いで逮捕されたのは、いずれも尼崎市に住む16歳の左官工の少年と、建築作業員の少年、伊丹市に住む15歳の無職の少年3人です。
警察によりますと、3人は7月27日 午後9時40分ごろから午後10時55分ごろにかけて、尼崎市内の公園や路上で、15歳の少年に対し、コンクリートブロックで頭を殴るなどし、けがをさせた疑いが持たれています。
殴られた少年は、顔や頭を打撲する軽いけがをしました。
4人は2カ月前に知り合ったばかりで、左官工の少年と殴られた少年が、仕事を巡って口論になったということです。
殴られた少年が近くの住宅に逃げ込み、住人から「見知らぬ男の子が逃げ込んで保護している」と警察に通報がありました。
警察の調べに対し、左官工と建築作業員の少年は容疑を認めていますが、無職の少年は、「現場にいただけ」と容疑を否認しているということです。