兵庫県三田市にある兵庫県立人と自然の博物館では、県内で発掘された新種の恐竜の化石などを集めた企画展が開かれています。
「ひょうごの恐竜展」では、県内で発掘された化石の実物などおよそ200点の資料を展示し、恐竜の最新の研究について紹介しています。
中でも注目を集めているのが、丹波市で発見された新種の恐竜「タンバティタニス・アミキティアエ」の化石で、初めて全体が公開されています。
また、タッチパネルで骨格を表示し、新種と断定される決め手になった特徴なども分かりやすく解説されています。
このほか、洲本市で見つかった新種の草食恐竜「ヤマトサウルス・イザナギイ」の化石も展示。 淡路地域の地層から発掘された魚の化石なども並び、恐竜が生きた時代の環境を紹介しています。
この企画展は、2023年1月9日まで開かれています。