兵庫県警は、男性警部が帰宅途中に酒を飲んで路上で寝込み、事件の関係者の氏名などが記された捜査資料を紛失していたと14日、発表しました。
県警によりますと、捜査資料を紛失したのは、生活経済課の49歳の男性警部です。
男性警部は8月12日の夜に、部下2人と西宮市内の居酒屋で酒を飲んだ後、歩いて帰宅する途中に路上で寝込んでしまい、翌朝目覚めると捜査資料の入ったかばんがなくなっていたということです。
捜査資料には事件の容疑者の住所や氏名のほか、関係者およそ400人の氏名が記載されていました。
資料はまだ見つかっておらず、県警は「再発防止のための指導を徹底する」とコメントしています。