尼崎市議会事務局は、光本圭佑市議が政務活動費を不適切に処理していた問題で5日、兵庫県警に刑事告発しました。
尼崎市議会の中嶋成介事務局長は、政務活動費をめぐり光本市議に有印私文書偽造などの疑いがあるとして、5日午前、兵庫県警捜査二課に告発状を提出したことを明らかにしました。
事務局によりますと、2022年6月、当時尼崎市議会の会派「日本維新の会」の幹事長だった光本市議が、政務活動費を使ってパソコンなどおよそ76万円を購入したとする納品書を偽造していたことが発覚。
さらに、領収書の支払い方法についての記載でデビットカードを使用したと偽って記入していた疑いもあるということで、刑事告発に踏み切ったということです。
また、会派の調べで明らかになった政務活動費の口座からのおよそ700万円の不明朗な出入金についても捜査を依頼したということです。
兵庫県警は告発状を受理しており、今後適正に捜査していくとしています。