兵庫県が自宅療養の新制度運用へ コロナ重症化リスク高い人に重点

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新型コロナウイルスの新規感染者が高止まりする中、兵庫県は重症化リスクの高い人に重点を置いた対策を行うため、リスクの低い人たちを対象に医療機関を受診せず自宅で検査してもらい、自宅療養とする新たな制度を始めると発表しました。

新型コロナウイルスの第7波で発熱外来などの医療現場がひっ迫していることから、兵庫県は重症化リスクの高い人が適切な治療を受けられるよう、軽症の場合は医療機関を受診せずそのまま自宅療養とする新たな制度を8月5日から始めると発表しました。

県が新たに始める自主療養制度は、2歳以上59歳以下で症状が軽く、基礎疾患が無い人には抗原検査キットを自宅に送付し、陽性の場合、自主療養登録センターに登録した上で自宅での療養とします。

また、この制度では、自主療養の証明書を発行する仕組みはありますが、自主療養者については、新規陽性者にカウントされないということです。 県は5日からの運用開始に向けて県内の自治体とも調整を進めるとしています。

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