■阪神 2-4 ヤクルト(延長11回)/ 7月31日
阪神は、ヤクルト・村上の3打席連続ホームランで逆転負け。
連勝は「5」で止まった。
■もったいな過ぎる
阪神2-0で迎えた7回。ランナーなしで登場した村上が渡邉の外角の球をレフトスタンドに叩き込んだ。
サンテレビ解説者の福本豊氏は、「ドンピタでやられましたね。(強い浜風なので)、もっとインコース行くと思ってたら、真ん中、外へ行った」
ゲスト解説者の高代延博氏(日本ハム-広島…阪神コーチ)も、
「もったいな過ぎる。(渡邉は)左のサイドだから、インコースにちょっと足元を動かせば…」
■エグい!
阪神2-1の9回。一死ランナーなしで再び登場した村上は、守護神・岩崎の初球を、今度は浜風に逆らってライトスタンドへ運んだ。
福本氏「風に負けなかったな、いま。(打球が)上がったから、フェンスの前で失速すると思ったが……。ショックやね。エグいよ」
■投げちゃいかん球
2-2で迎えた延長11回。ランナー1塁でみたび登場した村上は、石井の3球目を強振した。
村上昂輝アナ「レフトへ!レフトへ!」
福本氏「あいや〜」
村上アナ「この打球もスタンドに届きました!」
福本氏「浜風やからね、浜風やけれども…」
高代氏「カーブですね。投げちゃいかん球でした」
福本氏「ああ…参った!」
■走れよ!
7回一死、阪神は小幡がヒットで1塁へ。バッターは1番中野。
高代氏「(小幡は)次の塁を狙う度胸や判断が優れている。(木澤は)エンドランをかけやすいピッチャー」
しかし中野のショートゴロでダブルプレー、チェンジ。
「走れよ!」と、福本氏が声を漏らした。
■コツコツ行く
サンテレビでは、この試合まで13試合連続で阪神戦を中継した(うち1試合は雨で中止に)。
この間、阪神は9勝3敗と波に乗り、借金を完済。貯金「1」とした。
放送の最後、8月の戦いについて福本氏が締めくくった。
「投手陣はしっかりしているので、打っていけば(差は)縮まっていきますよ。コツコツ行く、それに尽きますね」
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次回のサンテレビ ボックス席は、8月10日のDeNA-阪神戦(横浜)を中継する。
(浮田信明)