19日、神戸市のＪＲ灘駅で起きた人身事故で、1人が死亡、5人が搬送されたことを受け、鉄道事故調査官が、ＪＲ西日本の関係者に聞き取りを行いました。

19日午後6時すぎ、ＪＲ灘駅のホームで、尼崎市に住む23歳の男性が快速電車に飛び込んで死亡したほか、電車にはじき飛ばされた男性にぶつかるなどして、ホームにいた30代から60代の女性5人が打撲や気分不良で搬送されました乗客およそ750人にけがはありませんでしたが、車内に最大2時間閉じ込められて、線路上を歩いて避難しました。

事故を受け、20日、国の運輸安全委員会から派遣された鉄道事故調査官が、ＪＲ西日本神戸支社で、職員に対し、当時の状況などの聞き取りを行いました。 この事故では、上下線205本に運休や遅れが生じたほか、およそ8万8000人に影響が出ました。