姫路市立美術館では、人工的に発生させる霧を用いた幻想的な作品が公開されています。
世界遺産・国宝姫路城を臨む姫路市立美術館。
その庭園を、あっという間に「霧」が包んでいきます。 突然現れた幻想的な風景に思わず写真を撮る人や、はしゃぐ子どもたちなど、反応はさまざまです。
これは、世界的な芸術家で、「霧のアーティスト」として知られる中谷芙二子(なかやふじこ)さんが今回手掛けた1つの作品です。
1時間に1回、庭に設置した装置から霧を発生させ、留まることなく変化する形や、真っ白な世界に溶け込む風景も作品として捉えられています。 中谷さんの作品は、2023年3月まで楽しむことができます。