宇宙を旅したタマネギの栽培収穫 「宇宙玉葱」ブランド化目指す

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南あわじ市では、宇宙を旅した種子からタマネギを栽培し、このほど収穫されました。

淡路島産のタマネギの種子は、東日本大震災から10年の節目に合わせた復興支援の取り組みの一環として去年、被災地など全国48の自治体から集められたヒマワリの種子などと一緒に宇宙に打ち上げられました。

国際宇宙ステーションに送られた5グラムおよそ1250個の種子は1カ月ほど宇宙で保管され、去年8月に南あわじ市に返却。「宇宙玉葱」として10月に栽培を始め、6月収穫されたということです。

5日は試食会が行われ、守本憲弘市長らが宇宙玉葱の味を確かめていました。

南あわじ市はこの宇宙玉葱のブランド化を目指し、南海トラフ巨大地震に備える防災のシンボルとして活用していく考えです。

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