兵庫県は30日、再生エネルギー導入の普及を図るため、初期費用がかからない方法で太陽光発電設備を設置すると発表しました。
兵庫県が太陽光発電設備を導入するのは、三木市の広域防災センターや丹波市の丹波医療センターなど県内14カ所の施設です。
今回県は、PPA方式という電力販売契約を発電事業者と
結び、初期費用をかけずに太陽光発電設備を設置します。
2030年度には温室効果ガスを48パーセント削減することを掲げていて、県内の電気消費量の3割を再生可能エネルギーで賄う方針です。
兵庫県菅範昭環境部長 「太陽光発電設備を導入してそれで課題として我々も把握しようと。課題の解決に向けて施策を検討し施策を展開していこうと」
県は、2023年4月以降に14カ所で、太陽光発電による電気の供給を始める予定で、公共施設や病院などでも導入を検討しています。