神戸市とUR都市機構は29日、三宮の再整備の推進などを目的にした包括連携協定を締結しました。
この協定は、神戸市とUR都市機構が互いのノウハウをいかし都心部と郊外のバランスの取れたまちづくりを目指そうと締結したものです。
神戸市内にはおよそ3万戸のURの賃貸住宅があり、阪神淡路大震災の後には神戸市がマンションを借り上げ復興住宅として被災者に貸し出すなどこれまでにも連携してきました。
協定では、URの都市再生の知見を生かし三宮の再整備の推進するほか、URの郊外団地へ若年夫婦や子育て世代の移住を促進することなどが盛り込まれています。
UR都市機構が政令指定都市と包括連携協定を結ぶのは、関西圏では初めてだということです。