尼崎市で全市民の個人情報が入ったUSBメモリーが紛失していた問題で市は24日、USBが見つかったと発表しました。
尼崎市は23日、委託業者「ビプロジー」の協力会社の社員が今月21日に飲食店で食事をした後に路上で眠り、全市民およそ46万人分の個人情報が入っているUSBメモリーをかばんとともに紛失したと発表しましたが、24日、委託業者からUSBが見つかったと連絡があったということです。
ビプロジーによりますと、警察と共に携帯電話の位置情報などを手がかりに捜索した結果、24日午前、USBが入った鞄が大阪府吹田市のマンションの敷地内で見つかったということです。
見つかったUSBのパスワードは変更されておらず、データはそのままの状態だったということですが、情報が漏洩していないか確認を続けるとしています。
今回の事態を受け、市民らからは不安の声が聞かれました。