【阪神】緒方孝市氏、「大山は手が付けられない」

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  • サンテレビ ボックス席 (左)湯浅明彦アナ、(右)緒方孝市氏/マツダスタジアム

■阪神 3-5 広島/6月21日

阪神先発の西勇輝は5回に集中打を浴びるなど5失点。阪神は7回に大山の18号2ランで反撃し、最終回も大山のタイムリーで2点差に迫ったが後続を断たれた。
 

■球宴までの1カ月

6月21日のサンテレビボックス席は、広島V3監督の緒方孝市氏(監督在任2015〜2019年)がゲスト解説。
 
6月ここまで11勝3敗。3位に浮上した阪神について緒方氏は、
「すごい勢いで上がってきましたからね。7月末のオールスターまでの1カ月間が一つのメドになる。そこまでに借金を返す(ことができるか)」。

■大ファインプレー

(阪神0-1で迎えた4回、ニ死2塁で、佐藤輝明の当たりは詰まりながらセンターへ)
 
湯浅アナ:センターの前。飛び込んだ!…上本がナイスキャッチ。
 
緒方氏:上本の大ファインプレーですよ。正面の打球で、1歩目が切りづらい打球だったんですが、素晴らしいタイミングで捕球しました。
 
(広島・上本崇司は、元・阪神の上本博紀アカデミーコーチの弟)
 
緒方氏:(お兄さんは)いやらしい選手でしたね。(広島監督時代に)痛いところで長打を打たれた記憶が残っています。
 

■打ち損じがない大山

(2回、絶好調の大山の第1打席。広島先発・床田は2球続けてインサイドを攻めた) 
 
緒方氏:バッテリーの意図としては、いかにそこ(内角)の球を意識させるか。外のボールの打ち損じを誘うという投球ですね。
 
(大山は2打席凡退したが、阪神0-5の7回、一死1塁の場面で、床田の初球を叩いた)
 
湯浅アナ:レフトへ!
 
緒方氏:行ったね。
 
湯浅アナ:1球で捕らえました。
 
緒方氏:好調な選手は打ち損じをすることなく、ひと振りで捕まえるんですよ。
 
湯浅アナ:6月、10本目のホームランです。
 
緒方氏:會澤はインサイド厳しめの所に構えてたんですが、(床田は)5点差で1死取って、早く2死取りたい。好調の大山ということが、少し意識から抜けてたような入りに見えました。それを打ち損じない大山もすごいですね。
 
(試合が終わって)
 
緒方氏:大山は手が付けられない状態ですね。あす以降、(相手投手は)もっと厳しくインサイドを使ったり、もしくは勝負を避けるかもしれないですね。
・・・・・・
次回のサンテレビボックス席は6月23日、マツダスタジアムから広島×阪神戦を生中継する。
(浮田信明)
 
 
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