2025年の大阪・関西万博で兵庫県が計画している「フィールドパビリオン」の募集が17日から始まり、斎藤知事が山田錦の産地である三木市で記者会見を開きました。
兵庫県は「大阪・関西万博」で県内の伝統工芸や地場産業をパビリオンに見立て、県の特色を学んだり、体験できる「ひょうごフィールドパビリオン」の展開を計画していて、17日は、プログラムの一例となる山田錦の田植え体験が試験的に行われました。
プログラムの認定基準は、持続可能な開発目標=SDGsの推進につながるかや、地域に根ざした独自のストーリーがあるかなどで、応募時点で基準に達していない場合でも県が応募者とともにプログラムとしての認定を目指し、支援するということです。
県は、6月17日から12月16日までを第一次の募集期間としていますが、その後も随時、応募を受け付ける予定だということです。
ひょうごフィールドパビリオンのテーマは「OurField,(アワーフィールド)OurSDGs(アワーエスディージーズ)私たちのフィールド、私たちのSDGs」で、いのちや未来につながる意味を含んだSDGsをそれぞれの立場の人が身近な自分のこととして取り組んでもらいたいという思いが込められているということです。
来年には、ディスティネーションキャンペーンもあります。県は、万博の前も後も官民連携で地域の活性化を目指していきたいとしています。