6月15日午後、兵庫県神戸市に住む70代の男性が、区役所職員を名乗る男に100万円をだまし取られました。
警察は、電子計算機使用詐欺事件として調べています。
警察によりますと、15日午後3時ごろ、神戸市兵庫区に住む74歳の男性の自宅に、区役所職員を名乗る男から「医療費の還付金があります。銀行で手続してもらえれば還付金をお返しします。銀行に着いたら連絡してください」などとうその電話がありました。
男性が銀行のATMへ向かい、電話で男に指示されるまま操作したところ、現金およそ100万円が男が管理する口座に送金されたということです。
男性は、2回にわたって送金し、3回目に「おかしい」と気付き電話を切ったということです。 警察は、「電話で区役所職員などを名乗り、『医療費の還付金があります』などと言ってATMを操作させるのは、絶対に詐欺なので、警察に相談してください」と呼び掛けるとともに、電子計算機使用詐欺事件として調べています。