尼崎市議会「維新」幹事長だった市議が納品書を偽造 政活費不適切な扱い

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尼崎市議会の会派「日本維新の会」で幹事長だった光本圭佑議員が、政務活動費で購入したパソコンなどの納品書を偽造していたことが分かりました。光本議員は14日付けで日本維新の会を離党しています。

議会事務局などによりますと、光本議員は去年8月、政務活動費を使っておよそ76万円分のパソコンなどを購入したとする納品書を事務局に提出しました。

しかし、維新の市議団が販売店からレシートを取り寄せたところ、私的に使用しているとみられる商品の記載が見つかり、納品書が偽造されたものだと判明したということです。

市議会が14日に事情を聞いたところ、光本議員はインターネットで入手した量販店の見積書を元に納品書を偽造したことを認めました。「レシートを紛失したので納品書を作成した。購入した機器は私的なものではなく会派で使うためのものだった」などと説明しています。

議会事務局は、納品書の偽造について私文書偽造罪にあたる可能性があるとしています。

また、光本議員はことし4月、会派に入金された半期分の政務活動費600万円の内、250万円を会派の同意を得ずに個人の口座に移し替えたことも指摘されていて、「市長選の候補擁立を巡って会派が割れそうだったので一時的に避難させた」と説明しました。

250万円は全額返金されていますが、光本議員は14日付けで日本維新の会を離党しています。一方、議員辞職については「説明責任を果たし理解いただけるように尽力する」と話し、否定しています。

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