豊岡市の寺では、斜めに傾いた巨大なツバメの巣が話題となっています。
まるでピサの斜塔を思わせるかのような立派なツバメの巣。豊岡市祥雲寺にある「萬休寺」の天井からぶら下がった電灯の上に作られています。
この変わった形のツバメの巣は、およそ50年前に電灯の上に作られて以来、毎年春と夏に行われる子育てを機に数センチずつ大きくなっています。
寺の住職によりますと、巣から1羽ヒナが落ちて死んでしまったこともあり、去年は営巣がありませんでしたが、ことしは2年ぶりにツバメが帰ってきて、新たな命が誕生したということです。
ツバメの巣はあと10センチ余りで天井に届くということで、今後の巣作りにも注目が集まります。