ロシア軍の侵攻により、日本へ避難してきたウクライナ人のバレエダンサーが、7月に神戸で開かれるチャリティー公演に出演するため、6月12日、初めて練習に参加しました。
ウクライナから避難してきた双子のバレエダンサー、兄のアレクサンドルさんと、弟のスヴャトスラフさん。ウクライナの劇場で活躍していた二人は、ロシア軍による侵攻が激しさを増してきたことし4月、母親と共に、埼玉県に住む姉の元へと避難してきました。
そこで、神戸市出身のバレエダンサー瀬戸口高史さんが企画するチャリティー公演について知り、出演を決めたということです。
この公演には、ウクライナやロシアから緊急帰国したダンサー、およそ50人が出演を予定しています。
現地には、いまだに多くの仲間や同僚が残っているといいます。
チャリティー公演は、7月15日に神戸市の神戸文化ホールで開催されます。